2010年10月28日アーカイブ

嬉しいニュース

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嬉しいニュースを受けて、久しぶりの日記。
わたしも参加した ラジオドラマ NHK FMシアター「リバイバル」(2010年3月6日放送 50分)が ABU賞(ABU=アジア太平洋放送連合)の  ラジオ:ドラマ番組部門 (部門1位)を受賞!青木豪 作・菅谷昌弘 音楽・佐々木正之 演出

田口トモロヲさんが主演と、ナレーション。利重剛さん(わたしの後ろ)・山口美也子さん(前中央)が出演。わたしは主人公の虻谷健介(田口トモロヲさん=わたしの左)の母親洋子役。洋子は息子の健介を夫と錯覚している時間もあるの。そう、アルツハイマー。田口さんはボケた母との会話もする一方で、振り返ったら別のマイクでナレーションも・・・・!
収録中ずっと田口トモロヲさんを見詰め、見とれていました!あはは。『役を演じながらナレーションもなんて、わたしには絶対に出来ない離れ業!』です。
ドラマの内容は↓  再放送はあるのかしら・・・?。
CMの作曲を仕事にしている虻谷健介(48)は新しい音楽に行き詰っていた。音楽を始めたのも、母・洋子の影響だったし、仕事にしたのも、学生時代の親友・上川に誘われたバンド活動がキッカケだった。元々「音楽がすべてという人間ではない」と思っていた。音楽や音に囲まれた世界にも疲れていたのだ。最近は、母のアルツハイマーも進行し、明日という時間に希望も感じられず、半年前に鉄道自殺で亡くなった上川のことを考え、自殺の誘惑にかられていた。しかし、今を忘れ、過去の世界に戻ってしまった母と暮らすうちに、不思議に虻谷本人が忘れていた子供の頃の記憶に出会い、自分自身の「原点の音・音楽体験」を再発見(リバイバル)し、やがて生きる希望を取り戻す姿を、人と音の関わりを中心に描いていく。