2011年6月14日アーカイブ

一見すると被害は無いようでも、市役所は仮設庁舎だし、道路にヒビも。
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右の写真は、今回の米子婆ちゃんの扮装。  さて、昨日の続き。 ほんの一瞬でも、罹災者のこころを慰めたいと、体験談の中でも笑えそうな話をと思って、「Shall we ダンス?」のたま子先生役は、オーデションを受けていただいたの。わたしのダンスが<昔風のダンス=男性のリードに素直についてゆく>だったのが幸いだったの。、品が好いダンスだ!って、周防監督が誤解して配役してくださったらしいの、トカ・・・わたしが9才の時に、母が住み込み看護婦を始めたので10年間も、主婦代理をさせられて辛かったけれど、辛さを識ったから、ちいさな幸せにも敏感になれた気がしますなどと、何気ない話ばかりでしたが、ひとつひとつの話に拍手の頂いて、帰り際に『ありがとう。』の声をかけられ、これからの朗読奉仕活動への道筋が見えた、と思ったの。
見送りの時<赤ちゃんを抱いたM子さん>のお母さんから『消防だったこの子の主人は、津波で亡くなったので、ず?っと、引きこもってたの。今日はムリヤリ連れてきました。』と聞いて、絶句してしまいました。
でも、M子さんから『今日は、思い切って参加して好かったです。』と言われ、泣いちゃった。嬉しくなって『がんばれ、とは言いたくないけれど、おかあさんなんだからガンバらなくっちゃね!』と言ってしまったンです。
バスが見えなくなった時からずっと、ガンバ以外の言葉を選べなかったコト・言葉の重さを考えている。
まだ1歳にならない赤ちゃんを育ててゆくM子さんに、元気になってもらいたい。
・・・・まだ言葉は見つからないけれど、葉書を書きたいと考えている。